クラフトビールのように、尖った個性を楽しむ〜「ROKUMEI COFFEE」のコーヒーギフト

見た目はまるでクラフトビール、でも中身は実は「クラフトコーヒー」なのだそう。「最近、コーヒーにハマってるんだよね」な方にぴったりの、かっこいいコーヒーギフトを紹介します。父の日やお中元にもぴったりです。

注文先は奈良県の「ROKUMEI COFFEE」。鹿のロゴがなんとも奈良っぽくて愛らしい。

 

見た目は完全にビール!左からMILD(ニカラグア産)、FLUITY(エチオピア産)、BITTER(ミャンマー産)の3本セットになっています。

なかなか見ない王冠つきの瓶入り。コーヒーって、豆や粉だと意外に鮮度が落ちるのが速いですし、淹れる人の癖によって味わいも変わってしまいます。安定して長期保存できるのも瓶入りリキッドコーヒーの嬉しいポイントです。未開封で常温6ヶ月も保存がきくそう。

さっそく淹れてみました

グラスにそそいでみると、まるでフレンチプレスで淹れたかのような少し濁った色味をしています。ドリップの透明感とは明らかに違う色味。こだわりを感じます。

飲み比べをしてみると、さすが「クラフトコーヒー」。3本ともかなり個性が尖って面白い!これは単独で飲むというよりは、クラフトビールやワインのように食べ合わせを工夫してみると、より楽しめそうです。さっそく「マリアージュ」を求めていろいろ食べ比べをしてみました。

爽やかな酸味のMILD(ニカラグア産)

まずは中煎りの「MILD」から。中煎り、しかも名前が「MILD」とあってクセのない万人受けするコーヒーを予想していましたが、今回の3本の中では一番個性が尖っている印象です。

他2本がエチオピア産とミャンマー産、よく見かけて飲んだことがある方も多い産地なのに対し、こちらのコーヒーはニカアグラ産。他の豆に比べて輸入量が少なく、あまり飲んだことがない方も多い産地です。フルーティーで華やかな香りと、レモンのような爽やかで鋭い酸味が持ち味のコーヒーです。

おともに合わせるのは、レモン風味の焼き菓子。今回手に入ったのは小さなレモンケーキでしたが、白いシャリシャリのアイシングがかかったマドレーヌがきっと相性最高。

王道の浅煎り、FLUITY(エチオピア産)

次はその名の通り果実味たっぷりな「FLUITY」。「Blue Bottle Coffee」や「猿田彦珈琲」のようなサードウェーブコーヒー好きにはたまらない、王道感たっぷりの浅煎りのエチオピアです。

おともに合わせるのは、フレッシュフルーツ。特にオレンジやキウイなど、適度な酸味をもつフルーツと相性抜群です。フレッシュフルーツをたっぷり使ったタルトやパフェとも相性が良さそうです。

安心感あるBITTER(ミャンマー産)

最後は安定感ある「BITTER」。3本の中でこれがいちばん親しみやすい印象です。味わいでいえば、サイフォンを使っている喫茶店のコーヒーに近いでしょうか。苦味・酸味・コクがそれぞれくっきりした印象のコーヒーです。そこにしっかりフルーティーな香りもあるのが不思議。

おともにするのはちょっとお高めのビターチョコ。中深煎りなのにショートケーキがあまり合わない、ちょっと渋めの雰囲気のコーヒーです。

飲み比べを楽しもう

マンゴーのケーキと「BITTER」のコーヒーを合わせて、「合わないー!」と思わず悲鳴。苦味と酸味がとにかくケンカしてダメでした…。ぴったりくる食べ合わせを探して、ああでもないこうでもないと言いながら飲み比べをするのが楽しいです。

尖った風味の個性派コーヒー「MILD」、サードウェーブ好きさんにおすすめの「FLUITU」、渋みがかかった大人に勧めたい「BITTER」。まさしくクラフトコーヒー、通好みの3本です。ぜひコーヒー好きの方へ贈ってみてください。

ROKUMEI COFFEE
https://www.rococo-coffee.co.jp/
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