私が普段から愛用しているドリッパーは、アウトドアブランド「MUNIQ」の折りたたみドリッパー「Tetra Drip」です。
なぜこんなヘンテコなドリッパーを使っているかというと、大阪の中崎町にある「もなか珈琲」というカフェで使われていて、ひとめぼれをしてしまったから。だったりします。
開けた瞬間、「電球?」と思ってしまうようなコロンとしたフォルム。大阪の「もなか珈琲」からかわいらしいカフェオレベースが届きました。 他のお店のセット販売だとカフェオレベースと別のなにか、リキッドコーヒーやドリップバッグが一緒になること[…]
三角錐の不思議なフォルムと、裸電球の下でぴかぴか光るチタンの質感。お客さんが増えるたび、マスターがカシャカシャ組み立てるのも面白くて。
「ヘンテコだけど、こんなに美味しいコーヒーを出してくれるカフェで使われているのだから良いものに違いない」という安心感もあり、同じものを探し回って買いました。
もなか珈琲のマスターいわく、このドリッパーで上手に淹れるコツは「隅を気にしないこと」。三角錐の隅の方までついお湯を淹れたくなりますが、我慢して、中心にじっくりお湯を落としていくのがコツなんだそうです。
味の傾向としては、穴が大きいので、雑味のないクリアな味わいに淹れやすいようです。どちらかというとさっぱりめに淹れられる…ということらしいのですが、私は正直なところ、ドリッパーによる味の違いがわからないので。見た目のかっこよさと扱いやすさ重視です。
この通り、ドリッパーって結構汚れるので。チタン製で、重曹を入れたお湯で煮洗いできるのは大きな魅力です。割れたり劣化したりもしないし。
「スタンダードなメリタ式やカリタ式のものを使った方がいいのかもしれない」「陶器のORIGAMIドリッパー、かっこいいな」なんて思ったりもするんですが。
コーヒーを淹れるときに、「面倒だな」とか「汚れが気になるな」なんて思いたくないので。味より何より、気分良く淹れられるのが一番なのです。
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