まるでハーブティ?!一度飲んだら忘れられない、浅煎りコーヒーの名店「FUGLEN」の豆をおとりよせ

「浅煎りコーヒーが飲めるおすすめの店は?」と聞かれたら、私が迷わず挙げるのが「FUGLEN」です。あ、ちょっと言いすぎた。やっぱり「GLICH COFFEE ROASTERS」とか「ONIBUS」とか迷うかもしれません。…が、FUGLENは間違いなく第一候補に挙がる名店です。

ノルウェーのオスロに本店があり、日本の奥渋や浅草に支店があるコーヒーショップなのですが、この「本店」がすごかった。なんでも、ニューヨーク・タイムズ誌に「飛行機に乗ってでも飲みに行く価値のあるコーヒー」と絶賛されたことがあるそうです。

 

今回は、

  • AA KAINAMUI / KENYA
  •  EL DURAZNO / HONDURAS

この2種類の豆を100gずつお取り寄せしました。

こちらの豆は鮮度が命。1週間以内に焙煎された豆が届きます。

 

見てください、このふっくらした大粒の豆!ここまで大きいコーヒー豆にはなかなかお目にかかれません。

それに、香りがとんでもなくいいんです。今まで数々のコーヒーをお取り寄せしてきましたが、封を切った瞬間、思わず二度見ならぬ「二度嗅ぎ」。まるでハイビスカスティーのような、甘みと酸味のある華やかな香り。コーヒーじゃなくハーブティーが届いたんじゃないかと思うほど香ります。

 

浅煎りコーヒーのドリップはなかなか難しいので、慎重かつスピーディーに。

まずは豆を普段より細かく挽いて、ドリッパーへ。それから沸騰したてのお湯をドリッパーに移し、粉全体にお湯が行き渡る量をまずそそぐ。30秒蒸らして、残りのお湯を2回に分けて一気に注ぎます。雑味を出さないため、3分以内にお湯を落としきるのがポイントです。

 

途中で1度、「おまじない」。2投目のお湯をそそぐときに、スプーンで軽く1周かき回すのが美味しく淹れるコツなんだそうです。

浅煎りコーヒーは深煎りに比べて、旨味が出にくいです。ただジャバッとお湯をそそいでしまうと、酸っぱいだけで旨味がないコーヒーになってしまいがち。途中でそっと1周かき回し、お湯に触れる面積を増やして旨味を出してあげると、美味しく淹れられます。

 

なかなか難易度の高い豆ですが、上手に淹れられると、とんでもなく良い香りとすっきりとしたコクが相まって、1口ごとにため息が出てしまう美味しさになります。甘酸っぱくてジューシー。さすが「飛行機に乗ってでも飲みに行く価値があるコーヒー」の名は、伊達じゃありません。

「浅煎りコーヒーが好き」という方はもちろん、「浅煎りコーヒーの良さがイマイチわからない」「普段は紅茶派」という方にぜひ飲んでいただきたいコーヒーです。少しずつ大事に飲みたいけど、香りが飛ぶ前に急いで飲んでしまわないと…。

 

FUGLEN公式サイト
https://fuglencoffee.jp/